第1回目の投稿は、「素直に」。
2年半前、高校講師をしていたころ、自分の気持ちを書いておく手帳やノートがあったらいいけれど、書きまくるほどに他の人にはみられたくないものになるのではないかということで、
つくりました、「鍵穴付きケース」。
こんなの要らないという声も周りにはあったのですが、書くことはストレスの解消にもなったり副次的な効果も含めて、とても重要なことだなと思っていました。
不登校気味の子どももいて(何を隠そう代表佐藤も高校時代は不登校気味だったので)、ノートや日記に日々の想いを書くことやそれを使った先生との意見交換などできるのではと悶々と思っておりました。
(学校として取り組むと、色々問題がでてきそうですが。)
2年半経って、この作品が世の中に必要だったのかを私自身考えてみたところ、
絶対に必要なものではないなということが分かってきました。。
しかしですね、この初期モデルが、職人さんの力で生まれ変わるわけです。
これは人気があります!このカラーは特に人気があり手元に在庫がありません。
大切な気持ちを仕舞っておくという「鍵」のコンセプトはそのままに、社会のニーズに合わせて「鍵穴はなくし」、お洒落にすることで色々な方に喜んでいただけるようになりました。
職人さんと一緒に企画し、職人さんと一緒につくっていくって有難いことだなぁと、思います。
もちろん今も初期型モデルを選ばれる方もいらっしゃいますし、価値があるものなのだと思います。
冷静に、現実をみながら、素直に、自分の想いをカタチにしていきたい。
佐藤